【キャンプ】種山高原星座の森

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この数年はどこもかしこもキャンプブームですね。予約が取れないほど人気のキャンプ場や、休日はテントでびっしりのサイトなどがあるようです。幸いにも私は平日休み勢なのでそのような経験をしたことはないのですが、友人は予約を取るのも苦労することがあるようです。

さて今回は宮沢賢治も愛したとされる、種山高原にある星座の森キャンプ場に行ってきました!名前からして星がたくさん見れそうなキャンプ場ですよね。どんなところか書いていきたいと思います。

目次

種山高原星座の森とは

岩手県奥州市(江刺)・遠野市・住田町にまたがる物見山(種山)を頂上とした高原地帯です。物見山頂上からは、北に岩手山・早池峰山 、東に五葉山、南に北上山系の山なみ、西に焼石連峰と奥羽山脈の連山、そして、そのふもとには北上平野を一望でき見事な眺望を楽しめます。また、5月下旬から6月上旬にはレンゲツツジの群生が咲き乱れます。

東北岩手県奥州市のキャンプ場「種山高原 星座の森」公式サイトより引用(https://www.esashi-iwate.gr.jp/seiza/index.html)

また「銀河鉄道の夜」などで有名な宮沢賢治もこの地を愛し、多くの作品を残したと記載があります。

大正6年(1917年)8月、はじめて種山を訪れた宮沢賢治は、種山高原一帯の風景と気象に魅せられ、以後何度も訪れて「風の又三郎」をはじめ、数多くの作品を残しました。

東北岩手県奥州市のキャンプ場「種山高原 星座の森」公式サイトより引用(https://www.esashi-iwate.gr.jp/seiza/index.html)

このキャンプ場に行くまでに、たくさんの田園風景を見ることができます。山道を登って実際にキャンプ場の景色を見ると、高原ならではの広大な景色が広がり夜にはたくさんの星たちを見ることができます。思わずたくさん息を吸いたくなるほど。着いた瞬間から日常を忘れて、自分だけのゆったりした時間が流れます。

宮沢賢治が生み出す壮大な童話は、このような大自然と輝く星たちからインスピレーションを受けたのかなと思わせるような素敵なキャンプ場です。

フリーサイトを始め、コテージやカーサイト・ミニドッグランなどもあります。流行りのソロキャンだけでなく、友人や家族でも楽しめますね。ただしフリーサイト以外は予約が必要です。詳細は公式サイトをご覧ください。

私は無類の温泉好きなので周辺に温泉などがないと嫌な人なのですが、こちらは管理棟に「薬草風呂」があります。テントを立ててちょっと汗を流したら、早めにひとっ風呂浴びて酒を飲むってのが最高ですね!サウナもありましたが(桶型の取っ手がかわいい)、コロナのためやっておりませんでした。残念。

いざキャンプ場へ!

キャンプ場への道の途中には道の駅もあるので、食べ物などは現地調達もできます。産直コーナーでは鳥セセリや手作りおやつ、レストランも併設されていますので腹ごしらえをしてから行くのもよし!

ちなみに近くのコンビニは車でも30分以上はかかるので、必要なものや忘れ物がある場合は山に登る前に購入しておきましょう。

さて着いたらさっそく受付をして、フリーサイトへ行きます。テントを立てて、まったりします。一息ついてお風呂に行き、上がるころにはもう焚火にちょうどいい時間です。

ちなみに使用している焚火台は、尾上製作所のものになります。畳んでコンパクトになり専用の収納袋もついているので、ソロキャンでもあまりかさばりません。かなり頑丈な分、本体は少し重量があるのでUL系のキャンプをする方にはおすすめしませんが、3~5人くらいのキャンプならすごく活躍します。

またこの焚火台には、薪調理できるオプション品やグルキャンで活躍しそうな囲炉裏風テーブルなどがあり、どれもお手頃な金額で質の高い商品が揃えられています。

このキャンプ場が「星座の森」と呼ばれる所以の一つだと思いますが、山の上にあるので遮るものがなく本当に星が近くに見える気がします。周りに何もないので、暗くなることも大きいかもしれません。

余談ですが去年も中秋の名月を見に弾丸でこちらに行ったのですが、日ごろの行いが悪いせいか昼は雲一つない晴天だったのに、夜になるにつれ空が雲に覆われ見れませんでした。笑

ここらへんは山の天気ということで、そういうときもありますと頭の片隅にでも入れておいていただければと思います。

最後に

毎年必ず行く、素敵なキャンプ場です。フリーサイトの料金は1名だと500円で、2名以上は1000円という手ごろな価格も魅力。トイレもきれいにしていて、女性の方も安心して利用できます。

是非皆さんも銀河鉄道が生まれたこの岩手県で、いろんな物語に思いを馳せながら素敵な時間を過ごしていただければと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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